「天妃山」は磯原海岸にある県内2番目の低山(標高21.2m)といわれており、歩いて5分程度で頂上に到達します。
天妃山の名の由来は、水戸藩第2代藩主徳川光圀公が元禄3年(1690)に、航海の守護神「天妃神」を祀り、「天妃社」を創建したことに由ります。
県内2番目の低山ということもあり、所要時間は短い
徳川斉昭公の社寺改革
第9代藩主徳川斉昭公の社寺改革で、祭神は「弟橘媛命(オトタチバナヒメノミコト)」に改められ、今の社名の「弟橘媛神社」となりました。このように社名は変わりましたが、山は「天妃山」の名前で、今も親しまれています。
頂上からの眺望
「海上守護」「灯台」の役割
太平洋を遠く見晴るかすこの山は、「常燈ヲカヽケ漁船ノ目当トナス」という役割があったことが、江戸時代の地誌(地理・歴史などをまとめた本)に述べられています。
神社から、さらに園路を登ると、徳川光圀(水戸黄門)や野口雨情が腰掛け、景色を眺めたとされる『腰掛け石』があります。太平洋の海原が開け、北側には二ツ島、大津漁港と続く長い海岸線を眺め、先人たちは何を考えたのでしょうか・・・
県内第2位の低山を登ってみました♪ 動画はコチラ
天妃山周辺 磯原海岸はサイクリングが楽しめますよ♪ 動画はコチラ
北茨城市磯原町磯原
https://goo.gl/maps/XPCAUdW5Nmroq9Av5
無料